水トラブルの修理解決

修理隊

雨の降る量で吹き出してくる勢いが変化する

神奈川県で修理依頼をいただきました現場確認前の状況となります。

【不具合箇所】 水道設備・排水配管
【作業前の様子】 雨が降るとマンホールの蓋の部分から水が噴き出してくるので排水管内を棒で突いたら土が出てきた。手に負えないと思い修理を依頼するとになった。

施工状況

お客様からご相談がありお話をお伺いすることになりました。
雨が降るとマンホールの蓋から水が噴き出してくるとのことで調べて見たら排水管に土が詰まっているみたいで手に負えないということでした。
現場にお伺いをして確認をしてみると排水枡の底に土が大量に残っていることがわかりました。考えられる原因として排水配管の破損。または、土砂が排水配管内に流入してきたことは考えられますが今回の状況では土砂が流入してきたことが考えられますのでお客様に排水配管の高圧洗浄をした方が良いとお伝えをして承諾をいただき施工させていただくことになりました。
どうしたが排水配管内に流入してくると完全に詰まってしまうわけではなく徐々に U 字溝に雨水が流れていくのですが、降った雨の量によって完全に流れるまでの時間的タイム差が出てきます。
排水配管を洗浄をしていると土砂が流れ出てきました。他の排水管の詰まりでしたら一気に流れ出てくるのですが、土の場合には、水圧によって排水されてきますので解決するまでには時間がかかります。
約1時間ぐらいの作業である程度の土砂を排出することができました。次の作業は、最上流部の排水管の汚れを洗い流していく作業になります。そして、最下部まで洗浄を行います。排水テストを行った上で問題なく流れるか確認をして完了となります。土砂が流入してきた原因がマンホールの蓋にあるということでお客様とご相談の結果交換させていただくことになりました。
これで土砂の流入は止まると思いますが、何か不具合がありましたら当社にご連絡下さい。


状態写真29

雨が降るとマンホールから水が吹き出る理由

雨が降るとマンホールから水が吹き出るのは、雨水や地下水が排水管に流入し、排水管の容量を超えてしまったためです。排水管が水で一杯になり、水圧が上がることで、水が逆流してしまいます。逆流した水がマンホールから吹き出るのです。
このような状態が続くと、地下室や低地の建物に水害が発生する可能性があります。そのため、排水管の改修や増設などの対策が必要になります。自治体や排水業者に相談し、適切な対策を行うことをお勧めします。

なおしかた
マンホールから水が吹き出る原因は、大雨や台風のような激しい降雨によって下水道管に流れ込む水量が増え、下水道管内の水圧が上昇して水が逆流することにより、マンホールから水が吹き出る場合があります。このような場合は、市町村の下水道事業者に連絡し、早急に対応してもらうことをお勧めします。また、自宅の敷地内にあるマンホールから水が吹き出している場合は、敷地内の排水管に問題がある可能性があるため、管の状態を確認することも必要です。このような場合は、専門の業者に依頼することをお勧めします。

排水菅の流れる圧力
排水の流れる圧力は、いくつかの要素によって影響を受けます。以下に、排水の流れる圧力に関連する要素をいくつか挙げます。

●高さ差: 排水は通常、重力によって下に流れます。そのため、排水の流れる圧力は、排水源(例: 洗面台、シンク)と排水先(例: 下水管、排水口)の高さ差に影響を受けます。高さ差が大きいほど、排水の流れる圧力は高くなります。
●排水管の直径と勾配: 排水管の直径や勾配も、排水の流れる圧力に影響を与えます。直径が大きく、勾配が適切な場合、よりスムーズな流れが生じ、圧力の損失が少なくなります。
●使用する水量: 排水の流れる圧力は、使用する水量にも関係しています。大量の水を一度に排水する場合、圧力が高くなる可能性があります。逆に、少量の水を使用する場合は、圧力が低くなることもあります。
●配管の状態: 配管の状態も排水の流れる圧力に影響を与えます。配管内部に汚れや詰まりがある場合、圧力の損失が生じ、流れる圧力が低下する可能性があります。

なお、一般的な住宅の排水システムでは、排水の流れる圧力はあまり高くありません。重力に頼った自然な流れが主であり、排水ポンプや高圧システムが必要な場合を除いて、大きな圧力は必要ありません。
ただし、特定の場合や環境においては、排水の流れる圧力に関する専門的な計算や配管設計が必要な場合があります。これらの要素を考慮して、適切な排水システムを設計することが重要です。



神奈川県内在住の同業他社以外を対象に水道トラブルに関しての電話無料相談を実施しておりますのでお困りごとが御座いましたらご気軽にお電話に応じさせて頂きます。
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