水道の「ほ」から始まる専門用語一覧

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頭文字「ほ」から始まる用語

棒状音聴器
水道やパイプラインシステムの監視および点検に使用される装置の一種です。これは、内部の音や振動を検知し、問題や異常を特定するために設計されています。特に、水道管内部の漏水や異常音を検出するのに役立ちます。
棒状音聴器は通常、次のような要素から構成されています。
棒状の本体
一般的に、長い柄または棒状の本体があり、これを操作者が水道管に挿入することができます。この本体には音を拾うためのセンサーやマイクロフォンが取り付けられています。
聴音装置
棒状音聴器には、内部音や振動を増幅し、操作者が聞くことができるようにする聴音装置が組み込まれています。これにより、水道管内の音や異音を検出できます。
操作部
棒状音聴器には、操作者が装置を使用するためのハンドルやスイッチが備わっています。これにより、操作者は音を聴いたり、装置を制御したりできます。

棒状音聴器は、水道管やパイプラインの点検および保守作業において、水漏れや異常音を特定するのに役立ちます。特に地下の管路や埋設パイプライン内部での点検に使用され、水漏れの早期発見や修理の迅速化に寄与します。また、異音を特定することにより、管路の健全性や機能性を確保するのにも役立ちます。



放水栓
消防活動や非常時の消火に使用される水道用の設備です。放水栓は一般的に公共の場所や建物内に設置され、消防車両や消防隊員が火災の鎮圧に必要な水を供給するために利用されます。以下は放水栓に関する詳細です。
設置場所
放水栓は通常、道路や建物の周り、工場、工業地域、商業地域、公共の公園、学校、病院、劇場、鉄道駅などの広場に設置されます。これらの場所に設置された放水栓は、火災時に迅速な消火活動をサポートするために利用されます。
構造
放水栓は一般的に地上に突き出た蛇口やバルブを備えた鋼鉄または鋳鉄の柱で構成されています。蛇口やバルブを開けることで水が供給され、ホースや消火器に接続されて火災の消火活動に使用されます。
使用方法
放水栓を使用するためには、消防車両が接近し、専用のホースを接続します。消防士は蛇口やバルブを開け、高圧水がホースを通じてノズルに供給されます。ノズルは火災の鎮圧に使用されます。
消火効果
放水栓は大量の水を高圧で供給できるため、火災の鎮圧に非常に効果的です。水の流量と圧力は一般的に地域や規制によって異なりますが、火災の種類や規模に応じて調整できます。
保守
放水栓は定期的に点検および保守が行われ、正常に動作することが確保されます。点検や保守は消防署や関連機関によって実施されます。

放水栓は火災の早期鎮圧に不可欠な設備であり、消防活動において非常に重要な役割を果たします。地域の消防規制に従い、放水栓の設置と保守が行われています。



補助水道
主要な水道システムとは独立して設置された、非常時や災害時に備えて設けられた水道供給システムを指します。通常、補助水道は市街地や都市部において、火災の鎮圧や緊急時の水供給を確保するために設計されています。以下は補助水道に関する詳細です。
非常時の水供給
補助水道は、火災や災害などの非常時に備えて、追加の水供給を提供する役割を果たします。通常の水道システムが故障したり、火災で大量の水が必要になった場合、補助水道が活用されます。
独立した設備
補助水道は、通常の水道とは独立して設計され、別々の水源から水を供給します。これにより、通常の水道供給に影響を与えずに非常時の水供給を確保できます。
水源
補助水道の水源には、河川、湖、貯水池、井戸などが使用されます。これらの水源は、非常時に大量の水を供給できるように選定されます。
設備
補助水道には、専用の配管、ポンプ、バルブ、消火栓、ホースなどの設備が含まれます。消防車両が接続し、水を取り出すための設備が整備されています。
点検と保守
補助水道は定期的に点検および保守が行われ、正常に動作することが確認されます。これにより、非常時に信頼性のある水供給が確保されます。
消防活動
補助水道は特に消防活動において重要な役割を果たします。火災鎮圧に必要な大量の水を供給し、消防士が効果的に火災を制御できるようにします。

補助水道は都市計画や建築基準の一部として考慮され、地域の防火能力と緊急時の対応力を向上させるために設置されています。これは安全性の向上と火災の早期鎮圧に寄与します。


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